「大藪裁判・最高裁報告+世界の研究者共同声明」に参加しました

長吉さん(@NagayoshiHideo)に声をかけられて、大藪裁判の報告会に参加しました。

現在、最高裁に上告中で、まだ判決は出ておらず、主任弁護人の石塚弁護士が徹底した対応をされているとのこと。

大藪さんの裁判では、大麻研究の分野で世界的に著名な科学者たちが連名で意見書を提出しました。すごいです。閉鎖的で鎖国的なニッポンの裁判に、世界的に著名な海外の科学者たちの意見書が提出されるなんて、今までになかったことだと思います。

日本の司法は、少なくとも大麻裁判に関しては、まったく機能していません。大麻の何が悪くて懲役刑なのか、裁判所はいっさい審理しません。昭和60(1985)年の最高裁決定という判例で、大麻は有害なものとされて以来、裁判所は思考停止になりました。

大藪さんの上告に対し、最高裁がどのような判断を下すか分かりませんが、いずれにせよ、大藪さんのように法廷で戦う人がいるからこそ、私達は司法の現実を知ることができます。世界的に著名な科学者たちが、日本の裁判所に意見書を出してくれるなんて、大きな実績を作ってくれたと思います。次につながるのではないでしょうか。日本政府にも出すといいね。もう出したかな。

大藪さんや支援する人たちに対して、売名行為だと的外れな罵声を浴びせるアホもいます。大藪さんは、自分の信念を裏切れずに戦っているのだと思います。

私からは以上です。