N国党の立花孝志は、ネットに登場した当初、NHK受信料支払拒否についてのみ言及していたように見えた。私も、本多勝一さんの「NHK受信料支払拒否の論理」という本を若い頃に読んで以来、NHK受信料は支払っていない、というか、テレビを持っていない。
ちだい選挙ウォッチャーさんの動画レポートを観ても、立花孝志という人物の反社会性が実によく理解できる。暴れ回り、平然と人の人生と社会を破壊しまくる姿は、山から街に出てきたケダモノだ。早く街から隔離してほしい。
で、ふと、思った。自分たちが売った脱法合成カンナビノイド製品で、緊急搬送される人が出ようが構わない、クソ喰らえ、などと公言するのは、完全に反社ではないか。現実に緊急搬送される人たちが多数出ての暴言なのだ。一緒にされてたまるか。同業者だとすら思わない。大麻を口実にするなと思う。
大麻が合法的に使えれば、脱法合成カンナビノイドなど出回らない、だから悪いのは厚労省だ、という反応を見た。厚労省が悪いのは前提だ。だからといって、安全性も分からない、緊急搬送を招くようなモノを公然と売り捌いて良いことにはならない。
必要としている人もいる、助かっている人もいる。そんな反論も見た。売ってる者がそれを言うのは言い訳にしかならない。だったら、必要な人たちだけに売ればいい。
私は、脱法合成カンナビノイドを全面的に否定しているのではない。反社会的な商売をしながら大麻を口実にしていることに憤りを覚える。
自作した製品のトビを確認して、慎重に販売している者もいるらしい。
・・・私も、若い頃、パーティーで回ってきたモノをやってみたことは何度もあるが、成分分析表を見せてもらったことはない。
だが、売り方というものがあるだろう。
私がドラッグを知り始めた40年前は、インターネットなどなく、ドラッグは限られた仲間内で回すものだった。使い方や、効き方の予備情報も、口伝だった。
今や、ヤバいモノがインターネットで流通し、使い方を知らない初心者が救急搬送されたりする。「寝てれば大丈夫」。そう言って、落ち着かせる先輩もいないのだろう。
ヤバい時代になったものだ。