相川さん(難治性疼痛)のCBD継続体験記(3)- CBDソフトジェルを直腸摂取した感想

あさやけモニターとしてCBDを提供している相川さん(Twitter: @RStypeRA)から、CBDソフトジェルカプセルを使用した感想を寄せて頂きました。相川さんは事故の後遺症で全身の疼痛や、薬の副作用による便秘などで毎日辛い思いをあれているご様子。同じような境遇にある方の参考になれば幸いです。
 


あさやけ 白坂様

日頃お世話になっております相川です。
寒さもだいぶ厳しくなってまいりましたが如何お過ごしでしょうか?
まずは先般のCBDオイルソフトジェルカプセルお礼申し上げます。
 
モニターとして無償提供いただいているCBDオイルが残り未開封1本になりました。
よろしくおねがいします。
 
◆私事体調について
痛み、オピオイド性便秘などは山あり谷ありの状態が続いております。
医療受診に於いても上手くいかない疼痛コントロールです。
 
◆さて今回ご提供いただきましたCBDオイルソフトジェルカプセルの事になります。
本体は経口で使用するものと思われるので、肛門→直腸使用前に、どの程度カプセルが溶けてくれるのか?先ずは経口で試しました。何ら問題なく速やかに経口摂取の叶う製品でした。

口の中には水分となる唾液があるのに対して、肛門や直腸内は水分がかなり少ない事もあり、自己責任の上で挿入に際してはオリーブオイルを使用し、カプセルを押し込む際の摩擦による痛みを軽減させたイメージです。本来は排泄する身体部位です。そこに座薬のようにモノを押し込むには、正直本当に大丈夫だろうか?という心配が無かったわけではありません。
 
潤滑をさせても直腸まで入れる途中、カプセルは固形物の為か、若干の違和感や弱い痛みを感じました。経口用ですのでその辺は自身盛り込み済です。しかし肛門→直腸という経腸使用(投与)は、慣れない方には難儀苦痛になる方法かもしれないと感じました。

◆初回
投与後に直腸に違和感、これは溶けていないカプセル片が停滞している為だろうと思いました。 この時には投与後しばらくして小便がしたくなりトイレに行くと溶けていないカプセルが噛み終えたチューインガムのような形で排出されました。小便をする際にトイレットペーパーで尻穴を抑え、CBDオイルまで出てしまわないかを観察も、液体はほぼ出ずに吸収されただろう事を確認できました。トイレットペーパー上に残されたカプセル片は中身だけが抜けきったような状態でした。
 
CBDオイルの経腸使用はこれ以前に何度か、シリンジを用いて行っていたので抵抗はありませんでしたが、肛門や直腸に最新の注意を払いながら、ゼラチン製であろうカプセルがどうなるのか?が懸案でした。
 
慢性的にほぼ一年中オピオイド性便秘を抱え、脳神経損傷の影響で、直腸や肛門付近の筋肉にも悪影響を抱えているので、CBDオイルソフトジェルカプセルの直腸投与に関して、メリットとして過緊張することなしに対応出来た事は健常なお通じの方とは異なるだろうと思われます。
 
便秘も詰まりが酷くなると苦痛に耐えかねて、医療機関で強制的に排泄の処置を受ける事になります。あくまでも出そうで出ない際の処置で摘便と呼ぶそうですが、直接医療用の衛生手袋をはめた指を突っ込んで、便を掻き出す感じです。手袋がゴムかウレタンかは知りませんが、何ら滑りのないところに、何も潤滑せずに強い摩擦に痛みが走り、ひどい汗またのけぞってしまいました。
 
このような経験を何度もしてきたものですから、なるべくなら自身で出来うるところまで対応したい! それで肛門の過緊張を招かず、また落ち着いて排泄を促せるようになるに、随分と時間が掛かりました。
 
◆2回目以降
初回使用時に経口用カプセルは直腸内で短時間では溶けない事を念頭に、1時間~1時間半の時間、大!の方(ウンコ、おなら)を我慢してみました。
 
今度は綺麗に溶けてくれたみたいで、2回目以降はカプセルが溶けずに出てきた事は1度もありませんでした。肝心要のCBDオイルはというと、直腸にて完全吸収されたのでしょう!何らCBDオイルらしきものが出てきたり、漏れたなどは全くありませんでした。
 
それまでのシリンジ応用による液体のままの直腸投与では、吸収されるまでの時間を仰向けで寝て、かつ足を天井に向けてオイルが漏れ出さないように一定時間動けなかった事が不便で、それを思うとジェルカプセルによる使用は不便さを解決してくれました。
 
◆個人的に思うカプセルの形状
カプセルへの充填が難しい等製造上の理由もあろうかと思いますが、今回の経口用のジェルカプセルのように「丸」に近い形状はやや使用し難いと感じました。指でつまみ、また直腸方向に押すきっかけと考えると、風邪薬のような一方向が長いカプセルの形状の方が挿入に失敗しないだろうと。丸に近いほど押し込む際に落としてしまう可能性もあり、直腸内に届いたか否か?も触指で確認しにくい感じでした。
 
経口用のCBDオイルに加え、経腸用まで使わせていただき、それぞれに感じまたどちらがどうという事がお話しできる成果が出ればイイナと思っております。
 
◆繰り返しになりますが、2019年同年で2度口腔外科手術を受け、疼痛原因や障害また医療麻薬連用の影響で唾液が出ない状況下の手術で舌が麻酔薬で腫れ上がるは、傷口は塞がり遅く、その時にCBDオイルやリキッドを自己責任で使用しました。すると不思議にも悪影響しておりました口腔内の回復が非常に早くかつ良い状態となったのです。これには医師も驚いておりましたが、CBDを使用した事は医師には話しませんでした。
 
もち世に売られているCBD製品全部が安全かは知り得ませんが、少なくとも悪影響は全くと無かったということです。口腔外科手術部位にCBDを使用して、全て良い結果だったことが、その後継続使用にと至ったきっかけです。
 
※仮にもし何らか問題が起きたとしても、医療側でどうなるのか不明でしたし、CBD類の応用使用をしておられる知り合いもゼロでしたので不安と期待と半々だったと記憶しておりますが、今は即効性云々は別として、CBDが悪い何かを何らかの作用で修復してくれる…疼痛による麻薬による悪影響を持っている自分には必須なものCBDです。
 
◆最後に
鎮痛の合成麻薬レペタン座薬、ボルタレン座薬など、鎮痛剤の座薬も直腸まで入れるにも患者である素人には中々難しいものです。
 
合成麻薬レペタン座薬などは温めても溶けにくい性質があり、溶けない=溶けながらの潤滑が期待できないなど、肛門が余計な緊張することになり更に入れにくくなります。その点ではゼラチン製カプセルは、即溶けずとも、オリーブオイルでも早々と溶ける事なしに直腸まで入れる事ができましたし、鎮痛座薬ではきちんと直腸まで入っていないと、溶けて漏れ出てしまう場合も多く、いくら吸収が速い/良いとは言われていても、肛門→直腸に入れる行為を嫌ってしまうのが現実です。(経口と比べて)
 
CBDオイルの長期経口は食欲、腸の蠕動を促す&食欲の復活、また気管支の喀痰が良くなったなど多くに成果を感じております。
 
直腸投与については口の中と違い、食感や味覚嗅覚などが感じられませんので、率直に効果云々を言うにはまだ早計かと考えます。
 
2021年、口腔内手術から2年あまり、確実に心身に安堵が訪れる日が増えました。
2018年2019年と比べて、医師に相談の上で、鎮痛麻薬と緩下剤を残し、殆どの薬を止めました。
 
やめたきっかけはCBDオイルを信じてみようと思ったところからです。
体調の大波はありつつも、苦痛を感じる便秘便通の悪さが減ったことにより、疼痛のコントロールを安心してできるようになったこと、これもCBDが加わって症状が良い方向へと進み始めたのだろうと。
 
更には医薬品とCBDの相互作用による影響、また便通問題の折りに摂食障害中に、薬だのCBDだので悪い影響が出るのではとの心配もありました。
 
自分以外でも事情で病気などを抱えCBDや強いお薬を使われている方も居るだろうと想像し、また症状や薬への感受性も十人十色を思うと、私自身まだ知らぬメリットデメリットも存在するのかもしれません。
 
今後は何らかの形で、私のようにCBDを積極的に取り入れつつ闘病している方と交流できたらと希望しております。医薬品など既成のものは殆どが用法用量、また作用も殆ど決まっている様子ですが、CBDは新たな心身へのアプローチ手段として、実際に利用している私どもが、何らかの声を届けなければと勝手ながら思っている次第です。
 
本日は12月13日、昼間の日なたは暖かでしたが、北風が異様に冷たく急に真冬がやってきたかのように、北風ピューピュー夕刻から夜にかけては冷え込みそうです。どうぞ年末年始、元気に過ごせますようお祈りもうしあげます。
 
世の中を見れば経済など含め、明るい材料が見当たらないという感じがしますが、私だけでなく、闘病も含めてそれ以外でもご苦労なされている方もいらっしゃるはず。気持ちだけでも前を向いて、明るく笑顔で過ごしたい…そんな一助が私にとっては麻由来のCBDであり、白坂氏の思いやりに頼っている自分なのです。
 
今回はCBDオイルソフトジェルカプセルと投与経路についてだけになりましたが、工夫や応用他何かヒントなどありましたらお知らせ頂けると幸いです。
 
余談ながくなりましたが、本年1年もモニター提供くださった事とその思いに心より感謝もうしあげます。ありがとうございました。
 
相川
 
PS…先日食事中に妻がポツリと、あんたは白坂さんの思いやりにより、毎日CBDオイルを使える環境与えてもらって幸せものだね~と。